欧さん在上海

知り合いの方に近況をお知らせします。

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やっぱりロケ地(太湖・東山の3) 

そうです。東山はロケ地だったのです。

今年3月に公開された『蟹蟹儂』で主人公の蕭蕭のふるさととされたのが、こちら東山でした。民国時代の蟹宴会のようすや、蟹料理の秘法を求めて主人公が里帰りするシーンは、東山で撮影されたものでした。牌楼のある路地をふたりが歩くシーンなどがあったと思います。

また、ほかにも映画やテレビドラマで何度も撮影が行われたことがあります。明代や清代の建物が残っていて、路地でもこれだけの雰囲気があれば、それは使いたくなるでしょうね。

ガイドによれば最近でもひんぱんに撮影が行われているとのこと。その代表的な建物でもある、恵和堂に案内されました。

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この方が王さんですね。すみません、教養がなくてどれだけえらい人が知りませんでした。清廉で有能な官吏として、大学士を任ぜられたそうで、この日は唐伯虎が彼を讃えた詩なども見せてもらいました。

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詩を見てぱっと意味がわかるほどの語学力はありませんが、建物のすごさはわかります。堂の裏へどんどん進んでいくと部屋が次々に現れます。このあたりが江南の建物の特色でしょうか。

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ね、いい感じでしょ。科挙の勉強に疲れた書生が、ちょっと息抜きに部屋から出てきて、ため息まじりに月を眺めそうでしょ。

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ところが、欄干の下、石づくりの部分、一部四角い模様が壊れて白いものが見えていますよね。実はこれ発泡スチロール。そうです、つまり撮影のために手が加えられているのでした。2枚上の写真にある丸窓も、実は発泡スチロールの作り物です。ガイドに言われるまで気がつきませんでしたが、うーん、やられたわい。

つい最近もテレビドラマ(聞き漏らしました)の撮影が行われたためこうなっているんだとか。一瞬、興ざめでもありますが、ま、それだけロケ地として人気があるということですよね。

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そして、その奥の部屋には、「座らないでください」のお断りが置かれたテーブルといす。なんとこれ、テレビドラマ『橘子紅了』で、周迅が座ったものだそうです。ドラマを見直せば、すぐわかりますよと言われました。わーい、やっと目的地にたどりついたぞ。って、引っ張るだけ引っ張って、オチはみなさんが見たこともないドラマでした…。このネタがわかるのは、たぶんotemoさんだけだろうな。

さらに、残念ながらこのツアーには、あのドラマでお屋敷として使われた“国宝”彫花楼は入っておらず、そちらを見ることはできませんでした。今回で様子はわかったので、いずれ機会があれば訪ねてみたいものです。

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